二宮元晟

3年

二宮 元晟 Ninomiya Genshin

2014年度インタビュー

Q 面白い授業はありましたか?

一番印象に残っているのは、ミニ四駆を題材にした授業です。モーターや電池と車体のパーツの組み合わせでいかにして速いミニ四駆にするかという課題で、教室にコースを作って実際に走らせて競い合いました。ミニ四駆にはさまざまなパーツがあるので、組み合わせによって性能が大きく変わります。身近な題材で問題解決について身をもって体験できる面白い授業でした。いくら理屈が通っていても速くないことには勝てないわけで、目に見える成果というのはこういうことかと感覚的に理解できました。

数学や統計の基礎を徹底的に叩き込まれるので、もちろんこのような遊びの要素もある授業ばかりではありませんが、実際の事例に基づいた授業や演習も多くあるので、工学的なセンスとはそういうことなのかな、感じました。

Q 海外インターンシップを受講されたそうですね。

経営システム工学科の提供するプログラムで、アメリカでのインターンシップを経験しました。まずアイオワ州のコーカレッジで2週間語学研修を受け、その後、自動車のベアリングなどを製造しているNTN株式会社のインディアナ州の工場で生産効率を上げる課題に取り組みました。

その工場はベアリングを生産している工場なのですが、土日も操業している状況だったので、平日のうちに生産を終えられるようにしたいということでした。それを具体的な数値目標にすると、9%生産効率を上げればいいということだったので、その数字を念頭に皆で頭を悩ませました。

メンバーは4名で、全員経営システム工学科の学生です。当時私が2年生で、他は3年、4年、修士1年という構成でした。

改善点を探していくと、大きく2つありました。一つは作る製品を変える際に機材のセットアップをし直すのですが、それにかなり時間がとられていたので効率化すること。もう一つは機械の故障などでストップする時間が多かったので、それを改善することが大きく時間を短縮できることがわかりました。

その後はさらに細かく状態を把握するために、作業者に貼り付いてストップウォッチ片手に計測していきました。機械の故障が多いのですが、機械が止まってしまっていることに気づいていないことがありました。早く察知していれば、それだけ早く故障も直せたので、人手をわけて機械の状態を把握するようにして改善しました。

一日に製品を何個という生産の目標はありましたが、生産効率を評価する指標の定義があいまいだったので、その指標を見直してもらうように提案しました。9%という目標は達成でなかったのですが、提案としては喜んでいただけました。

先輩から教わった振る舞い

2週間という期間だったのですが、連日深夜までデータ解析をしていて体力的にも大変でした。つい愚痴をこぼしてしまったことがあって、そうするとすごく雰囲気が悪くなるんですね。そのときに先輩から注意をうけたことがありました。「振る舞いというのは大事だぞ」と。

その後は苦しくてもみせないようにしたり、チームの雰囲気を大事にしようという気持ちになりました。これも私にとっては大きな経験でした。海外インターシップはいろんな意味で成長できるとおもいます。経営システム工学科に入ったなら、ぜひ挑戦してほしいですね。