中山 樹

経営システム工学専攻 修士2年

片山研究室

中山 樹 Nakayama Tatsuki

2012年度インタビュー

Q 今どんなことを研究していますか?

中山:企業との共同研究で、配送トラックの低炭素での配送について研究しています。どんなルートで、どのようにトラックを使いまわしていけば時間が短縮できるのか、CO2の発生を抑えられるのか、という研究です。配送トラックは行きや帰りがカラということはないので、どう効率的に受け渡しをしていくか、お届けと受け取りをうまくスウィッチングしていくことがポイントですね。コンピュータでアルゴリズムを作って、シミュレーションしていきます。今のところ、宅配便のように個人向けで日によってめまぐるしく変わる、というより、法人向けで遠距離、相手もある程度決まっているケースの方が適合しやすいですね。

プログラムを組むのは頭を使いますが、実際にシミュレーションしてみてうまくいくとうれしいし、楽しいですね。条件を変えたら全然適合しない、ということもよくありますから。たとえば「渋滞」といった要素が配送にどう影響を与えるかなど、人間に関わる要素をどう取り込んでいくかが課題です。

Q 経シスを選んだ理由は?

高校の時は、歴史や地理が得意じゃなかったのと、数学は好きでしたが化学はそうでもないといった調子だったので、理系だけど、歴史や地理というのではない文系ぽさを感じて経営システム工学科を選びました。片山研究室では「生産管理」にからめられるテーマであれば何をやってもいいので、1年間じっくり考えて物流をやろうと決めたのです。

年数回の国際会議で腕を磨く

研究室は教授の人柄もあってにぎやかで楽しく、また国際交流も盛んです。研究室では大学院生が年に数回、国際会議に参加しています。国際会議では、自分の研究成果を英語で発表するので語学力も試され、海外の優秀な研究者たちと直接触れあうことができます。自分の視野も広がり、大学にこもっているだけでは味わえない貴重な体験ができるまたとない機会になっています。

Q 受験生へアドバイスを

この学科は課題やレポートで忙殺されるということはないので、自分から情報収集していかないと何となく4年間を過ごしてしまうことにもなりかねません。僕は本キャンパスのサークル(「アナウンス研究会」)に入っていたので、友だちは文系ばかりで学部の情報はゼロでした。そのため理工でサッカーをやったりして友人を作り、意図的に情報収集する必要がありました。1-2年の内から研究室の目星をつけて、興味があることを積極的に探していくことが大事ですね。