早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科
経営システム工学研究室 教授写真

髙田 祥三 教授

Shozo TAKATA

■所属/専攻
経営システム工学科、経営デザイン専攻

■専門分野
設計システム、設備管理

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コンピュータ上に製品・設備のライフサイクルを表現する高信頼システムのデザイナー

生産の役割は、製品や設備といった媒体を通じて、社会に機能を提供することであると、私たちは考えています。したがって、機能が維持・更新されれ ば、ものを更新する必要はありません。このような生産の考え方は、循環型生産システム、あるいは環境調和型生産システムと呼ばれます。
私たちの研究室では、このような循環型生産システムの実現を通じて、機能を提供するために必要な資源消費・環境負荷を最小化することを目指し、も ののライフサイクルを適切に計画、運用する方法や、リユース、リサイクル、メンテナンス技術などの研究に取り組んでいます。
特に、コンピュータ内に、製品や設備、あるいは製造・使用・回収・再生プロセスなどをモデルとして表現し、それらを基に、様々な循環型生産のシナ リオを評価することで、製品・設備のライフサイクルの計画、運用を支援するシステムの構築を図っています。

研究室メンバー

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修士1年

塩田 夏子

私は、環境に優しいものやサービスの提供について研究をしています。現在、インターネット上のプラットフォームを通して個人間でものやサービスの貸し借りをする「シェアリングエコノミー」が注目されています。そこでは、シェアすることで製品生産台数を削減できるなどの環境面のメリットがありますが、一方、製品管理がユーザによるため、適切なメンテナンスやリユースが行えないといったデメリットも考えられます。そこで、私は個人間シェアリングにおいても環境負荷削減を達成できる仕組みについて研究を行っています。研究室は個性豊かなメンバーが多く、議論もとても活発です。

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修士1年

藤島 健太

製造業では、海外拠点でも設備の自動化が進められています。しかし、設備の管理は作業者の熟練度に依存するにも関わらず、人材不足のために適切な管理ができず不良率が高くなっています。そのため、センサでモニタリングすることにより、リアルタイムかつリモートな管理が強く求められています。 そこで私たちは、企業と連携し、数百種類のモニタリングデータから、ビッグデータ解析に基づき良品製造条件を明らかにするというIoT分野における先進的な研究を行っています。これにより、人に左右されない強いものづくりを目指しています。

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学部4年

松本 有理子

私は為替リスクヘッジ(為替変動による損失の回避)に関する企業行動の分析をしています。主に共同研究先の銀行からいただいたデータを基に企業のリスクヘッジの意思決定がどのように行われているのかを分析し、為替に対する企業行動の可視化手法を提案することを研究目的としています。銀行が顧客に対して適切なヘッジのアドバイスができ、信頼とより多くの取引を獲得することができるようになることを目指しています。研究室としては新しいテーマなので研究を進めていく際に悩むことも多いのですが、先生や先輩方が親身になって指導してくださるので、研究にやりがいを感じ意欲的に取り組んでいます。

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学部4年

末政 智也

私は、品種や生産量の変化に対応して柔軟かつ低コストで変態できる自動化生産設備の設計技術を開発しています。製品は、発売直後に大量生産されますが、新機種が発売されると少量生産となり、いずれ生産を中止するという一連のライフサイクルを持っています。このような変化に対応し、いかにムダなく稼働する設備を設計し、コストを減らすことができるかが鍵となり、そのための方法を構成モジュールの稼働率向上とリユースの観点から検討しています。この研究室では先輩後輩関係なく意見を出し合える雰囲気で、新たな発見が多く、研究に対して積極的に取り組めています。