早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科

国際会議 / 国際プログラム体験記

経営デザイン専攻 棟近研究室
修士2年

山崎彰子

早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科進路

国際学会Asia net work Qualityの会場にて
(右から三番目が山崎さん)

2016年9月にロシア極東の街ウラジオストックにて開催されたAsia Network Qualityという国際学会に参加しました。学会では、様々なアジアの国の人が研究成果を報告し、私も学部時代の研究成果を英語で発表しました。私にとって3つの貴重な経験となり、素晴らしい学びを得ました。
1つ目は、国際学会に参加し、英語で発表したこと。
様々な研究者の前で、英語で発表するため、非常に緊張しました。しかし、自分の研究を、関心を持って聞いてもらえることで度胸と自信がつき、堂々と自分の考えを述べることの重要性を知りました。
2つ目は、他国の人の発表を聞けたこと。
最先端の研究を知ることができ、自分の視野が広がりました。また、他の発表者は学生以外にもいるため、発表の仕方や英語表現など非常に勉強になりました。
3つ目は、ロシアのウラジオストックというなかなか行かない場所に行けたこと。
日本では考えられないようなハプニングがたくさんあり、面白い経験をすることができました。ある参加者は、部屋に入ったらベッドがないなんてこともありました。また、空き時間には街まで観光に出かけることができ、シベリア鉄道の駅を見たり、おいしいボルシチ料理を食べたりしました。

(2017年度作成)

経営デザイン専攻 吉本研究室
修士1年

清水昂星

早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科進路

Betagro Internship
(下段右から2番目が清水さん)

私は学部4年生の春休みに、タイの海外インターンシップにチームリーダーとして参加しました。 タイで鶏肉や豚肉などの加工食品を生産し輸出をしている企業が対象で、18日間、現地のコンケーン大学の学生たちと改善活動に取り組みました。 具体的には、鶏肉加工の生産性を向上させたり、冷却のための氷使用量を削減したりといった内容でした。 改善活動では、現状を理解することが重要で、問題点を整理するのに1週間以上も費やしました。 特に、現地の従業員や学生たちとコミュニケーションを取ることに苦戦しましたが、身振り手振りや表情を駆使して乗り越えました。 基本的に学生だけで、海外の企業の改善活動を行うことは、未知の経験であり、多くの苦労がありましたが、 最後にメンバーから「清水さんがいてくれたから最後まで乗り越えられた」と言ってもらえた時、このインターンに参加して本当に良かったと感じました。 実際の企業と、しかも海外で活動することには誰しも抵抗があると思いますが、他では得られない貴重な経験ができると思います!

(2017年度作成)

経営デザイン専攻 吉本研究室
修士1年

須貝和弘

早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科進路

Panasonic Internship
(中段左から1番目が須貝さん)

私は4年生の春休みに、タイの日系企業のインターンシップに参加しました。期間は2週間で、早稲田の学生4名、 タイ人の学生2名で工場の改善活動に取り組みました。課題テーマは、ある部品製造ラインの作業員数を削減し、 生産性の向上を図るというものでした。実際の現場では、授業で学んだ観測技法を用いて作業者の方々の稼働状況を分析し、 改善可能な工程を検討しました。その中で特に苦労したのは、現地学生と従業員の方々との英語でのコミュニケーションでした。 最初は自分たちの意見がなかなか伝わらず大変でしたが、最後まで諦めずに伝えようとする姿勢を貫いた結果、 次第に潤滑に意見交換できるようになり、チームで納得のいく結果を出すことができました。 休日にはタイの学生たちが観光やお酒を飲みに連れて行ってくれ、さらに親睦を深めることができました。 海外インターンは挑戦の連続ですが、自分の世界観に良い刺激を与えてくれました。 他ではできない貴重な経験ができるので是非みなさんも参加してみてください!

(2017年度作成)

経営システム工学科
学部2年

齊藤芙佑

早稲田大学創造理工学部 経営システム工学科進路

Namobuddhaの寺院の頂上にて
(最後列右から2番目が齊藤さん)

私は、2017年3月に学科の2単位科目であるネパールでの海外研修プロジェクトに参加しました。 現地では、先輩の学生リーダーが数カ月をかけて設計したアンケート調査シートを用い、 ネパール人大学生と組んで2人1組でフィールド調査をします。現地の人々の生の意見を聞くというのはかなり貴重な体験で、 発展途上国や住んでいる人に対して知らず知らずのうちに偏見を持っていたことに気づかされました。 また、交通インフラや店で売っている珍しい日用品など、日本と大きく異なる街の様子にも圧倒されました。 パートナーとなったネパール人大学生に街で気になったことを教えてもらい、かなり仲良くなれました。 また、王道の観光スポットはもちろん、ワイン工場や病院の裏側など、旅行では行けない場所に足を踏み入れることもできました。
このプロジェクトを通して、現地の大学生のレベルや意識の高さ、日々の努力の大きさなどを肌で感じ、 自分がこれまで、恵まれた環境に値するだけの努力を怠ってきたことを反省しました。そして、グローバル化が進む現代において、 将来自分がどのような意識を持ってどのように行動すべきか、 そのために学生生活の中で何を学び強みにすればよいのかを真剣に考えるきっかけとなりました。 共に活動した早稲田大学、聖心女子大学、そしてネパールのNational Collegeの友達ができ今でも連絡を取り合っています。 以上のような貴重な経験がこれからの自身の大きな財産となったことを実感しています。

(2017年度作成)